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コンサル挑戦の日々

コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。

カテゴリー「転職」の記事一覧

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経営コンサルタントに必要な能力

コンサルタントの仕事として、プロジェクトの新規顧客を獲得すること、またはリピートを取ることは仕事を続けるうえで必須のことでしょう。この点に関して、感じたことをまとめてみたいと思います。

 

■なぜコンサルティングファームを使うのか

 

クライアントの視点に立って考えてみましょう。コンサルタントに依頼する内容は、基本的にクライアントだけでは解決できなかったことになります。そのときに、「なぜあなたの会社を選ぶのか」ということが説明できなければプロジェクトを受注することはできないでしょう。クライアントの会社ができなかったことをどうしてできるのか、また、他のコンサルティングファームと何が違うのか、など、クライアントから聞かれることは多々ありますし、この内容を説明できなければ、受注はできないでしょう。

 

■コンサルタントに求められる資質

 

この観点で考えた場合、以前に紹介したコンサルタントの資質「経営コンサルタントに必要とされる能力を6つまとめてみた」に加えて、新しい視点がでてくるでしょう。一つには、クライアントの会社やその業界の特性をどれだけ理解しているかということがあるでしょう。例えば、競合の存在と、その中での市場シェアと利益率、およびバリューチェーンの中での利益分配などがあるかと思います。ただし、これらは前提条件であって、プロジェクトの最終的なゴールイメージを出せるのか、ということがポイントとなると思います。そこに納得感がなければ当然受注には到りません。

 

■コンサルタントとして求められる勉強

 

こうした納得感のある提案を行うため、コンサルタントはプロジェクトの経験に加えて、本や講演聴講などを通じて、知識を深めていくことが大事となり、それをやっている方が生き残っていく可能性が高いといえます。というのは、例えば他社事例研究などにより、収益モデルを勉強して、かつプロジェクトを通じてその内容を肉付けしてきた人と、単にプロジェクトをこなしてきただけの人では、クライアントに提案をする際にどうしても納得感に違いが出てきてしまいます。そのために、コンサルタントは勉強とプロジェクトの経験の両方を行っていくことが必要となります。

 

■「プロ」意識をもつ

 

こうした知識の吸収ですが、分かるレベルではなく、伝えられるレベルまで高めることが必須となります。コンサルタントはこうしたコンサルティングの「プロ」なので、吸収した知識を伝えられなければならないでしょう。勉強にしても、自分が分かればよいというレベルではなく、他社の事例研究なりをしっかりと行い、伝えられることが大事かと思います。

 

■コンサルタントになるためには

 

こうしたことからコンサルタントになる前に勉強すべきこととして、実は本を読む習慣が大事です。さらに、本を読んだだけでなく、内容を何枚かのスライドにまとめていく習慣をもつことが非常に重要になると思います。こうしたまとめる作業によって、分かるというレベルから、少しずつ伝えられるレベルまで頭が整理されてくるのだと思います。

 

■最後に

 

今回、コンサルタントとしての勉強ということを書きましたが、前回書いたように、コンサルタントに求められる資質は多様にあります。最終的に続けられるかどうかは、コンサルタントを続けたいというやる気と、体力に集約されるのかもしれませんが、最初はどうすればよいか分からないという苦悩があるのかと思います。こうしたときにもし参考になれば幸いです。


関連記事:経営コンサルタントに必要とされる能力を6つまとめてみた

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経営コンサルタントに必要とされる能力を6つまとめてみた

コンサルティングファームに転職して、1年半年ほど経ちましたが、必要とされる能力についてあらためて整理してみようかと思います。

 

(1)  論理力・一貫性

地頭力という言われ方もありますが、クライアント先での発言や資料作成をするときに、なぜこのような視点で評価したのか、なぜこのような優先順位なのか、など発言や資料について根拠を求められることは多々あります。このようなクライアントからの質問に対して、納得感があり、論理に説明できることが必要となります。事業会社だと、「なんとなくい」とか「直感で」ということでも許される場合もあるかもしれませんが、コンサルタントの場合は、これらの感覚的なものを言葉にして論理的に説明する必要があります。

これが出来ないようだとそもそもの資質が疑われてしまいます。ただし、このような論理力や一貫性は、訓練して身に着けることができると思います。努力を積み重ねて練習するとよいと思います。

 

(2)  膨大な情報から結論を導き出す力

これは、やってみると意外と難しいものです。クライアントの会社に関係する情報を収集し、何がキーとなるものかを分析し、まとめてプレゼン資料に落とし込むということは、仮説をもって検証し、情報を固めて、ときに経営層を動かすようなプレゼンを行うことが必要とされる場合があります。これを短期間で行うわけなので、慣れていない人が行おうとすると、業界知識も無く、勘所も分からないため、膨大な時間をかけて結局いまいちな資料を作ってしまい、先輩に怒られる、ということになるのだと思います。

 

(3)  クライアント先でのコミュニケーション

私は前職が研究だったためなのか、苦手でした。基本的に、クライアントの真意を引き出し、導いていくようなファシリテーションが必要ですが、クライアントの情報が乏しければ当然、いえることも一般論しかできなくなります。こうした一般論は「当たり前」のような面もあるので、インパクトが小さく、あまり意味のある発言にならないでしょう。クライアント先の情報を丁寧に調査し、競合分析や市場環境を頭に入れて、その上で事例を交えて発言するくらいでないと、クライアントに有用な発言とならないでしょう。

 

(4)  空いた時間に勉強する習慣・熱意

コンサルタントとして、地頭のよさだけで勝負できると思っていたらそれは間違いだと思います。優秀なコンサルタントほど、本をよく読み、その本の内容を自分のコンサルティング技術に昇華させているケースが多いと思います。

コンサルティングを目指すのであれば、日ごろから本を読み、内容をまとめるという努力はしておいたほうがよいと思います。

 

(5)  細々としたパソコンスキル

大局には影響ありませんが、意外と大事です。特に、Excelで財務諸表など整理することや、数字の計算を行うことは意外と多いと思います。こうしたスキルはコンサルに入った後も学ぼうと思えば学べると思いますが、最初に使いこなせていると、少しだけ重宝されることもあるかと思います。(逆もあるかもしれませんが・・・)

 

(6)  長時間業務に耐える体力と精神力

なんといっても最後は体力と精神力です。当たり前と思いますが、毎日遅くまで勤務し、特に報告会が近づくと、難しい経営課題に対しての報告資料をまとめないといけないレッシャーのなか、限界を超えて資料を作らないといけないことがあります。朝までに仕上げないといけない資料があり、全く進んでいない状況にも関わらずもう午前0時、ということも経験する人は経験するのだと思います。ちなみに私は要領が良くないので、経験しました。

 

■まとめ

いかがでしたでしょうか?コンサルタントの仕事は人の出入りも多く、経験が不足していても、若さと入社してからの努力によってカバーできる面もあります。自分は大丈夫だと思う方は、ぜひチャレンジしてみるとよいのかもしれません。

 

家を購入する際にシナリオを立てる考え方と資産価値の考え方

■家の購入における将来予測

 

将来、家を買う際に、考えるべきことってなんでしょう。日本の人口は今後減少に転じ、高齢化社会になるといわれています。そんなか、家の供給は行われ続け、空き家が増えていくという試算が多く見受けられます。そのため、10年後にはマンション価格は下落すると予測もなされています。

 

■家の購入には

 

ずっと家に住み続ける、という人は気にしなくてもいいのかもしれませんが、転勤や転職など、購入当初は全く意図しなかったことが起きるとも限りません。やはり、いざというときに売れる物件というのは、頭にあったほうが安心なのかもしれません。

 

■シナリオを考える

 

シナリオ・シンキングという考え方があります。これは、将来の変化を起こすドライビングフォースを整理して、特に影響度と不確実性の高いものを2つ選択し、そのドライビングフォースが予想を上回る場合、下回る場合で、それぞれ2×2の4つのシナリオをつくり対策を考える方法です。
 

シナリオ・シンキング―不確実な未来への「構え」を創る思考法

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こちらの本では、事例としてシナリオがあり、「資産価値の維持」「支払い負担の大きさ」が想定どおりか、悪化するかでシナリオを立てて対策を考えることが記載されています。

少し専門的ですが、住宅購入の際にも、買った場合のリスク評価をする際には有効な考えかもしれません。

 

■資産価値の維持には

 

駅近、便利、街の発展などがあると思います。特に将来都市化が進むことが想定されるため、もし可能ならば都市に家を購入するのが望ましいかもしれません。そうすると、結果的に高い物件となり、購入の判断が非常に難しくなると思います。支払い負担の大きさからリスクを考え、問題がある場合には無理しないほうが良い場合もあります。

その場合には、転勤などのリスクを考慮しつつ、少し都市から離れた駅近物件を選択するなどの判断が必要になるのかと思います。

 

 

■今後の家探し

 

外部環境の変化によって、少しずつ、選び方も変わってくるのではないでしょうか。いわゆるDINKSのような家庭も増え、高齢化も進むと、家やマンションの要求も変化してくるでしょう。最近、都市部のマンションが6570m2の比較的狭いものになってきているのも、こうしたことが影響しているのかもしれません。

売る場合も、こうした変化に合わせないと売りづらくなるのでしょう。なんとなくですが、今後、家を買うことがリスクとなる可能性が高くなることが予測され、少し息苦しさを感じるような気がします・・。

 

■まとめ

 

いかがでしたでしょうか。家を購入というのは、人生で最も大きな買物とも言われますが、その買物に失敗するリスクが高まってきているとしたら、よくよく考えて決めないといけなくなると思います。とはいえ、ずっと賃貸で生活するというのも出て行くお金ばかりで、現実的ではないかもしれません。リスクをしっかりと認識して、ベストだと思える家が買えるようがんばりたいですね。

コンサル転職後のキャリアビジョンを考えているか

 

 ■そもそも転職の動機とは

転職をする理由はいくつかあると思います。転職サイトを運営するDODAの出している201510月~20163月までの転職理由ランキングをみると、「ほかにやりたい仕事がある」(1位)、「専門知識・技術力を習得したい」(5位)などのポジティブな理由もありますが、「会社の将来性が不安」(2位)、「給与に不満がある」(3位)、「残業が多い/休日が少ない」(4位)というネガティブな理由が上位を占めています。

もしネガティブな理由、特に働き方が嫌だから転職するということが動機であれば、転職自体をやめるか、大幅な待遇の低下を覚悟しなければならないでしょう。

 

■では、熱意があれば転職すれば問題ないか

それだけではダメだと思います。特に、コンサルティングのような業界は特殊ですが、短期的な目線だけでは、ふと自分のキャリアビジョンが見えなくなるかもしれません。というのも、コンサルタントというのは、自身の成長がなければ、ある意味では日雇いの高給バイトのようなものにも似ているからです。一つの会社に長くいれば、その業界も詳しくなりますが、実力が伴わずにリピートがとれなければ、知識も断片的になり、結果的に自信喪失し、事業会社へ逃げ帰るような悪い印象をもって転職活動に臨むはめになるかもしれません。

コンサルの業種は入る前は分からないことが多いので、長期的なキャリアを描くのは難しいでしょう。

特に、コンサルになればその後の転職は大丈夫だと考える人もいるかと思いますが、上記のように、うまくいくかどうかは本人次第だと思います。

 

■どうするのがよいか

まずは、コンサル業界のことを知ること。また、転職エージェントの中には、コンサルからの転職を扱っているところもありますので、コンサル転職の希望とあわせて、コンサルに転職した後のキャリアパスについて聞いておくとよいでしょう。

コンサルタントになると、前の業種にもよりますが、視野が広がることが多いので、経験した後で、新しいキャリアパスを見出すこともあると思います。

 

■よく議論して、探索し続けることが大事

転職エージェントを使わずに面接を受ける人もいますが、やはり転職エージェントは使ったほうがよいでしょう。ただし、それは目先の応募や面接対策だけでなく、将来的なキャリアについても親身に相談に乗ってもらうことも目的として考えることが大事です。親身に相談に乗ってくれるエージェントを見つけることは、長期的に見ても転職活動の重要なポイントでしょう。

また、転職が出来たら、その会社の先輩にあたる人がどのような会社に転職しているのかも、少しずつ見ておくとよいと思います。

 

 

■最後に

転職してコンサルタントになりたい、という人は多いと思います。キャリアアップ、というと聞こえはよいですが、特に外資系コンサルでは終身雇用というのはほとんどないので、自分が将来どのようなキャリアを築きたいかをよくよく考えて活動することがよさそうです。

 

コンサルタント生活での心の余裕-研究職との違いも合わせて

■コンサルタントと研究者の違い―プライベートな時間のすごし方

コンサルタントの仕事をしていると、プライベートな時間でも仕事のことを考えることが多くなります。私は子供がおり、子育ても手伝いながら仕事をするわけですが、プロジェクトが切羽詰ったときはもちろん、普段でも仕事のことを頭で考えながら子育てをするわけです。それでも、子育ての時間を割くことができるので、文句はないのですが、やはり公私の切り替えという意味ではうまくいっていないかもしれません。

 

■プライベートを楽しめていない?!

研究職のときは、比較的夜遅くまで仕事していましたが、家に帰ってからは切り替えてプライベートな時間を楽しんでいました。もちろん、若かりし頃は、研究に夢中で、家でも論文を読んだり、という時期はあったのですが、趣味のようなものでした。いまは少し異なり、プロジェクトがうまくいくか、やらないといけないこと、等々を頭に浮かべて楽しめていないような気もします。

 

■楽しめなければコンサルは続かないか

最近少しそう思うことがあります。やはり、家に帰っても夢中で勉強・研究する。こうして学んだことをクライアント先で試して自信につなげる。こういうことができることが、コンサルタントとして伸びる要素なんだと感じています。

ただ、それができなければコンサルは続けられないかーそうではないと思います。

 

■コンサルとして大切なこと

どんな仕事をしても、つらいときはつらい。結果が出れば楽しいものです。しかし、コンサルタントとしては、なかなか結果が出るまでに困難なことが多く、つぶれてしまう人もいると思います。こうした中で、まず忍耐力をもち、耐え続けられるかが大事ではないでしょうか?

石の上にも3年といいますが、まずは忍耐。出来るようになってきて、成功体験が出てくると、やはり楽しさもでてくるのではないかと思います。

 

■最後に

色々と書きましたが、どんな仕事でも慣れるまでは大変というもの。逆に、慣れてきたときに、こんなことも試してみよう、あれもやってみよう、という心の余裕と、チャレンジ精神があることが大事なんだと思います。

慣れるまでは、やはりワークライフバランスは難しいかもしれませんが、少しずつ少しずつ前に進めて、自信をもつことができれば、やはり楽しくなってくるものかと思います。これから挑戦する人も、大変な状況にいる人も、自分も含めて、がんばればきっと違う景色が見えてくるのでしょう。

プロフィール

HN:
たかおう
性別:
男性
職業:
某メーカー
趣味:
テニス
自己紹介:
某メーカーで研究職をしています。
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。

よろしくお願いします。

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主に経営戦略、マーケティングに特化した本で、5F分析、3C、VC、等の フレームワークについて記載されています。比較的わかりやすいです。 ケースの解決策提案を考える際に、参考になるかと思います。

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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少し難易度は高めな内容ですが、コンサルの論理的な分析ではなく、 経験や勘、等の非論理的な思考によって、会社がうまく行く 場合もある、とのこと。これらの意見も取り入れて、コンサルできると もう少しレベルアップできるような気もします。

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