コンサル挑戦の日々
コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。
経営コンサルタントに必要とされる能力を6つまとめてみた
- 2016/11/30 (Wed)
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コンサルティングファームに転職して、1年半年ほど経ちましたが、必要とされる能力についてあらためて整理してみようかと思います。
(1) 論理力・一貫性
地頭力という言われ方もありますが、クライアント先での発言や資料作成をするときに、なぜこのような視点で評価したのか、なぜこのような優先順位なのか、など発言や資料について根拠を求められることは多々あります。このようなクライアントからの質問に対して、納得感があり、論理に説明できることが必要となります。事業会社だと、「なんとなくい」とか「直感で」ということでも許される場合もあるかもしれませんが、コンサルタントの場合は、これらの感覚的なものを言葉にして論理的に説明する必要があります。
これが出来ないようだとそもそもの資質が疑われてしまいます。ただし、このような論理力や一貫性は、訓練して身に着けることができると思います。努力を積み重ねて練習するとよいと思います。
(2) 膨大な情報から結論を導き出す力
これは、やってみると意外と難しいものです。クライアントの会社に関係する情報を収集し、何がキーとなるものかを分析し、まとめてプレゼン資料に落とし込むということは、仮説をもって検証し、情報を固めて、ときに経営層を動かすようなプレゼンを行うことが必要とされる場合があります。これを短期間で行うわけなので、慣れていない人が行おうとすると、業界知識も無く、勘所も分からないため、膨大な時間をかけて結局いまいちな資料を作ってしまい、先輩に怒られる、ということになるのだと思います。
(3) クライアント先でのコミュニケーション
私は前職が研究だったためなのか、苦手でした。基本的に、クライアントの真意を引き出し、導いていくようなファシリテーションが必要ですが、クライアントの情報が乏しければ当然、いえることも一般論しかできなくなります。こうした一般論は「当たり前」のような面もあるので、インパクトが小さく、あまり意味のある発言にならないでしょう。クライアント先の情報を丁寧に調査し、競合分析や市場環境を頭に入れて、その上で事例を交えて発言するくらいでないと、クライアントに有用な発言とならないでしょう。
(4) 空いた時間に勉強する習慣・熱意
コンサルタントとして、地頭のよさだけで勝負できると思っていたらそれは間違いだと思います。優秀なコンサルタントほど、本をよく読み、その本の内容を自分のコンサルティング技術に昇華させているケースが多いと思います。
コンサルティングを目指すのであれば、日ごろから本を読み、内容をまとめるという努力はしておいたほうがよいと思います。
(5) 細々としたパソコンスキル
大局には影響ありませんが、意外と大事です。特に、Excelで財務諸表など整理することや、数字の計算を行うことは意外と多いと思います。こうしたスキルはコンサルに入った後も学ぼうと思えば学べると思いますが、最初に使いこなせていると、少しだけ重宝されることもあるかと思います。(逆もあるかもしれませんが・・・)
(6) 長時間業務に耐える体力と精神力
なんといっても最後は体力と精神力です。当たり前と思いますが、毎日遅くまで勤務し、特に報告会が近づくと、難しい経営課題に対しての報告資料をまとめないといけないレッシャーのなか、限界を超えて資料を作らないといけないことがあります。朝までに仕上げないといけない資料があり、全く進んでいない状況にも関わらずもう午前0時、ということも経験する人は経験するのだと思います。ちなみに私は要領が良くないので、経験しました。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?コンサルタントの仕事は人の出入りも多く、経験が不足していても、若さと入社してからの努力によってカバーできる面もあります。自分は大丈夫だと思う方は、ぜひチャレンジしてみるとよいのかもしれません。
プロフィール
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。
よろしくお願いします。
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