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コンサル挑戦の日々

コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。

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コンサルティングファームと事業会社の違い

■プロジェクトマネジメントの経験

 

コンサルタントになってから、プロジェクトマネジメントを行うこともあり、非常に良い経験をさせていただいていると感じていますが、元々事業会社にいた頃、こういった経験はあまりさせてもらったことがありません。コンサルティングファームと事業会社の考え方の違いを考えて見ます。

 

■コンサルティングは無茶振りが多い

 

無茶振りが多いと書きましたが、コンサルタントとして、入社した場合、入社後すぐであっても当然クライアントのもとに入り、コンサルティングを行うこととなります。そうすると、クライアントから見たら、コンサルタントが派遣されてきており、会社にとっては多額のフィーを支払っているわけです。そのため、コンサルタントは対価分の仕事を行うことが要求され、これを最初は分からないながら時間をかけてこなすわけです。ここが、事業会社との大きな違いだと思っています。

 

■事業会社との違いとは

 

一言で言えば、コンサルティングファームでは経験が少ないことでもやらせる、ということだと思います。やってみて、ダメならばコンサルタントは向いていない、というドライな世界の側面も当然ありますが、事業会社とは大きく違うと思います。自分がいた事業会社では、失敗しないように教育しながら、上司の言うことに従って行動する、というもので、しかも上司は優秀でない、という場合が多かったような気がします。

事業会社としては、大きなプロジェクトを任せてもらえるまでに、社内での信頼を勝ち取っていかなければならず、プロジェクトマネジメントの経験をするまでに時間がかかると思います。さらに、社内政治に長けている人がいると、その人が実力があるかは別として、プロジェクトマネジメントを行う傾向があるように見えます。

 

■挑戦してみたい人はコンサルティングも良いと思います

 

ですので、事業会社にいると、できるかどうか分からないような難しいプロジェクトマネジメントをするまでに、様々な苦労と時間が必要となります。結局、プロジェクトマネジメントができるようになるのが、30代半ば、などになると悲惨かもしれません。経験がなくても、若くて体力も自由もあるうちに、難しい仕事に取り組み、成功体験をもつことがその人を大きく成長させる糧になると思います。今思えば、私のいた事業会社では、チャレンジさせるという仕組みがないだけでなく、上司も能力が低く、プロジェクトを成功させることも出来ないような有様でした。もし、これを読まれている方がこういう状況に置かれており、かつチャレンジしたいという意欲があれば、ぜひコンサルティングファームに転職するのが良いのではないかと思います。

 

■最後に

 

コンサルティングファームに入社すると、実力はつくと思います。今後、AIが発展していくと、もしかしたら今までの終身雇用という概念もいよいよ終わりを告げるかもしれません。シャープや東芝のように、いつ会社が窮地に立たされるとも分かりません。こうした中では、自分で自分を守れる実力をつけることはますます必要となってくるのではないかと思います。もちろん、安定志向を否定するつもりではありませんが、働く環境の選択も年々複雑になっているようにも感じます。

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プロフィール

HN:
たかおう
性別:
男性
職業:
某メーカー
趣味:
テニス
自己紹介:
某メーカーで研究職をしています。
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。

よろしくお願いします。

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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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少し難易度は高めな内容ですが、コンサルの論理的な分析ではなく、 経験や勘、等の非論理的な思考によって、会社がうまく行く 場合もある、とのこと。これらの意見も取り入れて、コンサルできると もう少しレベルアップできるような気もします。

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