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コンサル挑戦の日々

コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。

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コンサルタントの成長の仕方を考えてみた

■コンサルタントになって思うこと

 

事業会社にいるとき、周りは優秀な人が多いと感じていた。しかし、5年も経つと、優秀な人、優秀でない人と差がついてくるように感じます。さらに、コンサルタントと比べると、またさらに差があるように感じます。これは一体何なのでしょうか。

 

■事業会社における優秀な人材

 

簡潔に言うと、事業会社における優秀な人材というのは、上司の言うことに速やかに対応できる人材、ということが多いです。もちろん、自分の意見を言うこともありますが、あくまでも上司の指示のもと、動くことが多いと感じます。その中で、優秀でない人材とは、上司の言うことを聞かない、動きが遅い人材というのが多い気がします。

 

■コンサルタントとしての優秀な人材

 

全てがあてはまるわけではないと思いますが、事業会社の人材と比べて、コンサルタントは成長が早いと言われています。これは、コンサルタントに求められる資質として、事業会社のように、上司の言うことに速やかに対応する「歯車」的な役割でなく、上司やクライアント先で、自分の考えを的確に伝える、という自律的な動きが求められることが一因としてあるように感じます。

 

■自発的に動く難しさ

 

新入社員からコンサルタントの方はあまり違和感がないかもしれませんが、事業会社からコンサルティングファームに転職すると、コンサルタントの動き方になれるのに苦労する方も多いと思います。自分で考え、自分の責任でクライアント先で発言し、プロジェクトを設計する、というのは、言わば「絶対的な答え」がない中で、クライアントにとって有益なアウトプットを提案することになるわけです。したがって、「有益なアウトプットとは何か」、「何が問題か」など、一つ一つ丁寧に考え、クライアントとプロジェクトの進め方を握っていかないといけないことがあります。事業会社でもプロジェクトマネジメントを経験すると、同様なことを経験するかと思いますが、コンサルタントの場合、その回数が多く、かつ、自分のなじみのない会社・メンバーを相手にプロジェクトを設計し、マネジメントしていかなければなりませんから、やはり難しいですし、成長の場面は多いと思います。

 

■コンサルタントにとっての商品

 

事業会社の場合、売上・利益を生み出すものは自社の商品であり、これを作るためには技術が必要となります。コンサルタントの場合、商品は人であり、コンサルティングプログラムです。したがって、優れた商品を生み出すためには、人を磨き、コンサルティングプログラムを生み出すための努力が必要になります。こうした努力は、先輩から伝授されることもあるかもしれませんが、基本的に、売れない商品(=人)は、辞めていかなければならないという意味で、過酷な職場であると思います。こうした環境もあり、コンサルタントは磨かれていくのだと思います。

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プロフィール

HN:
たかおう
性別:
男性
職業:
某メーカー
趣味:
テニス
自己紹介:
某メーカーで研究職をしています。
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。

よろしくお願いします。

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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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少し難易度は高めな内容ですが、コンサルの論理的な分析ではなく、 経験や勘、等の非論理的な思考によって、会社がうまく行く 場合もある、とのこと。これらの意見も取り入れて、コンサルできると もう少しレベルアップできるような気もします。

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