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コンサル挑戦の日々

コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。

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フェルミ推定について考える

こんばんは

今日は時間があるので連投していますが、コンサルの
面接でよくあるフェルミ推定について考えてみます。

よく地頭を試すとか言われ、対策本も多数出ているかと思いますが、
この本質ってなんだろうと真面目に考えてみます。

■お客様へ提示する
コンサルティングファームに入社してから、新規事業、
新商品の提案という機会があり、そのときに市場規模を
提示する場面がありました。

お客様側からすると、コンサルタントが提示した市場規模を
元に、参入するかどうかの一判断材料にするわけですから
責任はまあ重大です。

こういう場面で、不確実な将来に対して、「事実」と「推定」部分が
何かを明確にした上で、それなりに根拠と妥当性のある数字を提示する
必要があります。

実際の仕事で扱ったときには、面接のときのような「ゲーム感覚」とは
異なり、責任を感じた記憶があります。


■地頭力
これはやっぱりというところですが、地頭力は大事です。
もう少し詳しく言うと、発言に対しての根拠がしっかりしているかどうかです。

コンサルティングをしていると、大量の情報から結論を出すことが
求められるため、なぜその結論か、なぜその情報を根拠として選んだか、
を質問されたときに説明する必要があります。

こういった内容を、「自分の直感・感覚で選んだ」というのはNGです。

自分の経験に基づいて仮説をもつことは大事ですが、そのような背景を
言葉にしてクライアントが納得するように説明できることが必要です。

私はここは苦労しました。
研究開発で、課題解決していたとはいえ、実は自分の感覚を信じて
検討していた面もあり、これを言葉に具現化することを怠っていたためです。

こういうことが言葉に出来ないと、クライアントから質問されたときに
議論に負けてしまうことがあるんですね。当然、議論に負けてしまえば
次から呼ばれなく可能性が高くなるわけで・・。

自分の発言、結論は常に説明責任があり、これは「事実」と「推定」部分を
切り分け、根拠をしっかりともっていないと難しいわけです。

こういうのは、習慣として訓練できるものですし、面接でもそのような
ところを見ているのではないかと思います。
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プロフィール

HN:
たかおう
性別:
男性
職業:
某メーカー
趣味:
テニス
自己紹介:
某メーカーで研究職をしています。
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。

よろしくお願いします。

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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

少し難易度は高めな内容ですが、コンサルの論理的な分析ではなく、 経験や勘、等の非論理的な思考によって、会社がうまく行く 場合もある、とのこと。これらの意見も取り入れて、コンサルできると もう少しレベルアップできるような気もします。

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