コンサル挑戦の日々
コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。
なぜあの人は自信があるのか、について考える
- 2016/11/24 (Thu)
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■成功体験と自信について
努力をし続けて大学に合格した、資格をとったという経験をされた方もいらっしゃるかと思います。中でも、受験前は「この大学に合格できれば何かが変わる、成長できる」と思いながら毎日毎日努力された方も多いと思います。
そんななかで、いざ合格してみると、何か特別なことがあるわけでもなく、自分はあまり変わっていないと思うこともあるのではないでしょうか?
■身近にいる、自信過剰な人
こうした結果は最初のうちは実感がありませんが、周りからお祝いされ、賞賛され、少しずつ合格したことという事実に自信を持ち始めるというパターンが多いのではないでしょうか?
自信の持ち方にはもう1パターンあると思います。それは「合格して当然」という考え方です。自分はすごいから、合格するのは当たり前、という意識で、合格すれば、やっぱり自分はすごい、と再確認するような人です。
コンサルティングに入社する人はある意味では、自信家な人が多いように思います。「難関のコンサルティングファームに入った自分はすごい」、あるいは「自分はすごいから難関コンサルに入って当然」と思い、内定をとったことが自信につながっているのかもしれません。ただし、内定では、あくまでポテンシャルを評価された分もあるので、半分くらいは錯覚でしょう。
■思い込みも大事
錯覚と書きましたが、自信というのはある意味錯覚から始まるのかもしれません。先述した大学受験の話も、大学受験に合格したという事実は、これまでの延長から言うと劇的に変化したわけではありませんが、合格したという事実によって、大きく成長したと「錯覚したこと」が自信につながっているのだと思われます。「自分はすごい」と錯覚して、何かに挑戦して成功して、「やっぱり自分はすごい」と確証をもつようになっていく―こうしたスパイラルを登っていくことで段々と本当の自信につながるのかもしれません。先述した後者のパターン場合、すでに自信を持ち始めて、そこからその自信が加速する段階にあったといえるのではないでしょうか。
■意外な落とし穴も
努力をせずに、たまたまで成功を続けられる人はそう多くはないと思います。しかし、実はやっかいなのが、昔の外部環境であれば、通用していたやり方が、現在の環境では通用しなくなっている場合です。そうなると、「俺が若い頃は・・」なんて言いたくなるのでしょう。いまと成功モデルが違うのに、昔のモデルを言っても、若者は煙たいだけです。
IT化によって、劇的に環境が変わっている現在では、30年前の成功モデルは通用しないといっても過言ではありません。例えば、30年前の広告スタイルはTV、新聞広告がメインになったのではないかと思いますが、いまではSNSやブログ、youtube等をプラットフォームとした広告が当たり前のようにあります。
こうした人たちが、変化に対応せず、自信のよりどころを昔のよき成功体験に求めているのであれば、これは大きな間違いでしょう。これからの時代、変化に柔軟に対応し、変化し続けることが成功を続ける秘訣なのかもしれません。
プロフィール
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。
よろしくお願いします。
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