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コンサル挑戦の日々

コンサル転職に向けた取り組みを日記形式でブログにしてみました。 同じようにコンサル志望の方、またはコンサルに興味のある方に見ていただけると嬉しいです。

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ひさびさの更新

久しぶりに更新してみます。

コンサルティングファームに転職して4年かになろうとしてまいます。

年々求められるアウトプットも高くなってきました。と同時に、自分1人でも何とか出来るという不思議な自信もついてきたような気がします。

ただし、ワークライフバランスの点では、かなり厳しい面はありますが…

コンサルティングファームも働き方改革が一層進まないと、今後の共働きの増加に対応出来ないような…

本当にバリバリ働きたい人だけ残るという業界なら、それはそれで良いのかもしれませんが…
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豊洲移転判断について

以前、豊洲についてブログを書きましたが、その後かなり時間がたつにも関わらず、相変わらず判断が下されていません。結局7月の都議選までもちこまれるでしょう。

 

はっきり言って、小池知事のやり方は都民ファーストではありませんね。安全と認定された場所の不安を取り除くのが知事の仕事でしょう。それなのに、不安ばかり煽っているのは、おかしいと思う方は他にもいるはずです。

 

そんななか、こんなニュースが最近出てきましたね。

築地調査、豊洲と比較可能  知事の移転判断 透明化に

 

■築地について

 

結局、築地は安全なのか・・・、ドライクリーニング場があったとか、過去ヒ素が検出されたなど、様々な報道がなされてきましたが、実際どうなのでしょうか。

 

結果はこれからでしょうけれども、恐らく汚染されているのでしょう。汚染報道が出てくれば、根拠のない「安心」の築地は崩壊し、豊洲移転の機運が高まるのではないでしょうか。

と、読んでいるとやはり違和感を感じると思います。

 

元々、こうした背景や、アスベストや建物の老朽化などの問題があったからこそ、移転の計画がなされてきたわけで、今回の土壌調査の結果で、○○○倍のベンゼンが~、○○倍のヒ素が~、などと報道されて、移転を改めて考えるというのはおかしな話かと思います。

 

 

結局、調べれば調べるほど、移転が正しい判断だ、ということになるでしょう。

逆に、これまで紳士協定で守られてきた部分が表に出て、築地市場関係者に迷惑が及ぶことになるでしょう。このことについて、自民党などに批判をする団体もいらっしゃいますが、豊洲反対のために粗探しをしすぎた反動であり、大げさにとりあげすぎたことが原因のため、 見当違いでしょう。今後も豊洲を反対すればするほど、築地の粗探しともとれる調査が多くなるはずです。

 

■結局どうなるのか

 

結局、豊洲移転の瑕疵担保責任の放棄の犯人探しと、移転の是非を混同していることが最大の問題なのかもしれません。もっとも、犯人探しもお粗末な感じで、濱渦氏の偽証認定も非常に横暴だといわざるを得ず、結局、ぐちゃぐちゃにかき混ぜているだけにも見えますが・・。

 

結局、7月の都議選どうこうではなく、速やかに判断して、行動を移さなければ、不要なコストばかりがかかるのではないでしょうか。一部では、アリババなどの中国企業に売るなどの噂もありますが、小池知事にそれを実行し、やりきる力があるのか、興味深くも感じます。どんな結論になろうとも、都民にとってプラスになることを願うばかりです。これまでの経緯を見る限り、結果がマイナスになるようであれば・・、普通の会社ならばクビですね。

コンサルティングファームと事業会社の違い

■プロジェクトマネジメントの経験

 

コンサルタントになってから、プロジェクトマネジメントを行うこともあり、非常に良い経験をさせていただいていると感じていますが、元々事業会社にいた頃、こういった経験はあまりさせてもらったことがありません。コンサルティングファームと事業会社の考え方の違いを考えて見ます。

 

■コンサルティングは無茶振りが多い

 

無茶振りが多いと書きましたが、コンサルタントとして、入社した場合、入社後すぐであっても当然クライアントのもとに入り、コンサルティングを行うこととなります。そうすると、クライアントから見たら、コンサルタントが派遣されてきており、会社にとっては多額のフィーを支払っているわけです。そのため、コンサルタントは対価分の仕事を行うことが要求され、これを最初は分からないながら時間をかけてこなすわけです。ここが、事業会社との大きな違いだと思っています。

 

■事業会社との違いとは

 

一言で言えば、コンサルティングファームでは経験が少ないことでもやらせる、ということだと思います。やってみて、ダメならばコンサルタントは向いていない、というドライな世界の側面も当然ありますが、事業会社とは大きく違うと思います。自分がいた事業会社では、失敗しないように教育しながら、上司の言うことに従って行動する、というもので、しかも上司は優秀でない、という場合が多かったような気がします。

事業会社としては、大きなプロジェクトを任せてもらえるまでに、社内での信頼を勝ち取っていかなければならず、プロジェクトマネジメントの経験をするまでに時間がかかると思います。さらに、社内政治に長けている人がいると、その人が実力があるかは別として、プロジェクトマネジメントを行う傾向があるように見えます。

 

■挑戦してみたい人はコンサルティングも良いと思います

 

ですので、事業会社にいると、できるかどうか分からないような難しいプロジェクトマネジメントをするまでに、様々な苦労と時間が必要となります。結局、プロジェクトマネジメントができるようになるのが、30代半ば、などになると悲惨かもしれません。経験がなくても、若くて体力も自由もあるうちに、難しい仕事に取り組み、成功体験をもつことがその人を大きく成長させる糧になると思います。今思えば、私のいた事業会社では、チャレンジさせるという仕組みがないだけでなく、上司も能力が低く、プロジェクトを成功させることも出来ないような有様でした。もし、これを読まれている方がこういう状況に置かれており、かつチャレンジしたいという意欲があれば、ぜひコンサルティングファームに転職するのが良いのではないかと思います。

 

■最後に

 

コンサルティングファームに入社すると、実力はつくと思います。今後、AIが発展していくと、もしかしたら今までの終身雇用という概念もいよいよ終わりを告げるかもしれません。シャープや東芝のように、いつ会社が窮地に立たされるとも分かりません。こうした中では、自分で自分を守れる実力をつけることはますます必要となってくるのではないかと思います。もちろん、安定志向を否定するつもりではありませんが、働く環境の選択も年々複雑になっているようにも感じます。

【転職・就職】面接でのポイントの考察

コンサルタントとして、プロジェクトを進めるにあたり準備することは、事業会社への転職活動や就職にも役立つと思い書きました。コンサルティングファームへの転職・就職の場合は、面接はケーススタディに代表されるようなロジックにウェートが置かれるかと思いますが、以下では事業会社への転職・就職について述べることとします。

 

■質問力は意外と大事

 

面接の最後に質問はありませんか、などと聞かれることも多いと思います。こうしたときの質問は、重視される場合と重視されない場合があると思いますが、一般的に、その会社のことを深く調べていれば、質問したいことが増えてくると思います。

 

■質問するにも、どんな質問すればよいか分からない

 

就職本に書いてあるようなことを参考にして質問される方もいらっしゃると思いますが、よくないですね。これもよく言われていますが、就職本に書いてあるようなことをそのまま言うような人は、深く考えていないため、面接官に「おっ」と思わせるようなことにはならないかと思います。

 

■面接の前の下準備とは

 

意外と、コンサルタントがプロジェクトでクライアント先に入るときに行う下準備は面接でも非常に重要だと感じています。最低限、その会社の有価証券報告書を読み、過去5年くらいの売上、利益の推移を見る。商材の情報・売上構成比率を調べ、競合情報を調べ自社の位置づけを把握する。もしできれば、その会社に関する記事情報・プレスリリースを調べて最近の動向をチェックする。面接に臨む場合は、このプロセスの後に、その会社がどのような人材を欲しているか、仮説を立てておくのが大事なのではないでしょうか。

その過程で、なにか腑に落ちない点などが出てくれば、それを質問することが非常に重要だと思います。ここでのポイントは、否定的な言葉は使わずに、その会社のことを理解しており、かつ前向きな形で質問することが重要だと思います。

 

■調べると感じるギャップについて

 

同業で近いところへの転職の場合、特にバックグラウンドのギャップはないと思いますが、新卒での就職活動や、異業種への転職を考えた際には、バックグラウンドのギャップがあると思います。加えて、調査によって、会社の方針や戦略が理解できると、自分が貢献できるか心配になることも多いかと思います。

こうした場合、無理しすぎて気負わなくても良いのかと思います。というのも、無理して「受けの良い」返答ばかりして、仮に入社できたとしても、後々に隠していた内面が見えてしまい、苦労すると思います。そのため、自分の強みをまず整理して、その上で貢献できそうかどうかは素直に議論すればよいのかと思っています。

また、バックグラウンドの知識を重視しがちになりますが、大抵の会社では、努力ができて、かつ、人をまとめてプロジェクトを進めることができる人は、少ないというのが実態だと思います。そのため、バックグラウンドの知識も必要ですが、どのようにプロジェクトを成功に導けたのか、というエピソードが非常に重要となってくるのだと思います。また、プロジェクトマネジメントをやったことがない人でも、その片鱗を見せることが出来るかどうかがポイントになってくるのだろうと思います。

コンサルタントの成長の仕方を考えてみた

■コンサルタントになって思うこと

 

事業会社にいるとき、周りは優秀な人が多いと感じていた。しかし、5年も経つと、優秀な人、優秀でない人と差がついてくるように感じます。さらに、コンサルタントと比べると、またさらに差があるように感じます。これは一体何なのでしょうか。

 

■事業会社における優秀な人材

 

簡潔に言うと、事業会社における優秀な人材というのは、上司の言うことに速やかに対応できる人材、ということが多いです。もちろん、自分の意見を言うこともありますが、あくまでも上司の指示のもと、動くことが多いと感じます。その中で、優秀でない人材とは、上司の言うことを聞かない、動きが遅い人材というのが多い気がします。

 

■コンサルタントとしての優秀な人材

 

全てがあてはまるわけではないと思いますが、事業会社の人材と比べて、コンサルタントは成長が早いと言われています。これは、コンサルタントに求められる資質として、事業会社のように、上司の言うことに速やかに対応する「歯車」的な役割でなく、上司やクライアント先で、自分の考えを的確に伝える、という自律的な動きが求められることが一因としてあるように感じます。

 

■自発的に動く難しさ

 

新入社員からコンサルタントの方はあまり違和感がないかもしれませんが、事業会社からコンサルティングファームに転職すると、コンサルタントの動き方になれるのに苦労する方も多いと思います。自分で考え、自分の責任でクライアント先で発言し、プロジェクトを設計する、というのは、言わば「絶対的な答え」がない中で、クライアントにとって有益なアウトプットを提案することになるわけです。したがって、「有益なアウトプットとは何か」、「何が問題か」など、一つ一つ丁寧に考え、クライアントとプロジェクトの進め方を握っていかないといけないことがあります。事業会社でもプロジェクトマネジメントを経験すると、同様なことを経験するかと思いますが、コンサルタントの場合、その回数が多く、かつ、自分のなじみのない会社・メンバーを相手にプロジェクトを設計し、マネジメントしていかなければなりませんから、やはり難しいですし、成長の場面は多いと思います。

 

■コンサルタントにとっての商品

 

事業会社の場合、売上・利益を生み出すものは自社の商品であり、これを作るためには技術が必要となります。コンサルタントの場合、商品は人であり、コンサルティングプログラムです。したがって、優れた商品を生み出すためには、人を磨き、コンサルティングプログラムを生み出すための努力が必要になります。こうした努力は、先輩から伝授されることもあるかもしれませんが、基本的に、売れない商品(=人)は、辞めていかなければならないという意味で、過酷な職場であると思います。こうした環境もあり、コンサルタントは磨かれていくのだと思います。

プロフィール

HN:
たかおう
性別:
男性
職業:
某メーカー
趣味:
テニス
自己紹介:
某メーカーで研究職をしています。
趣味はお散歩、テニス。甘いものも大好きです。
マイペースな性格でコンサルの激務とはイメージが違うと思いますが、思うことがあり、現在コンサル挑戦中です。

よろしくお願いします。

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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

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少し難易度は高めな内容ですが、コンサルの論理的な分析ではなく、 経験や勘、等の非論理的な思考によって、会社がうまく行く 場合もある、とのこと。これらの意見も取り入れて、コンサルできると もう少しレベルアップできるような気もします。

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